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知恵袋で話題「楽天カードの任意整理を依頼してトラブった時の対応」

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任意整理を通じて楽天カードに返済中だったにもかかわらず、契約終了のお知らせや完済証明書といった書類が突然届いた場合、多くの方がなぜ?と戸惑うのではないでしょうか。

とくに、分割返済の期間がまだ残っているにもかかわらず完済扱いとされている場合は、状況が飲み込めず不安を感じるのも無理はありません。

本記事では、こうした通知が届く背景にある「償却処理(貸倒れ処理)」の可能性や、司法書士による和解内容の変更、一括返済の有無など、考えられる原因を整理した上で、依頼者として適切にとるべき対応について分かりやすく解説します。司法書士に依頼中の方が、自ら動くべきかどうか迷ったときの判断材料としてもご活用ください。

目次

楽天カード 任意整理 知恵袋のTOPコメ

現在、楽天カードを任意整理しています。
司法書士を通しての返済をしていましたが、本日楽天カードより『契約書の返却について』ご契約が終了いたしましたので契約書を返却させていただきます。これをもって完済証明とさせていただきます。 といった内容の郵便が和解書とともに届きました。 ですが、分割返済期間が令和7年8月までとなっていたのですが、これはどうゆうことでしょうか? 司法書士からも何も連絡がありませんし、正直今までも全く司法書士からの連絡もなかったので、こんなに早まるものなのかと心配です。。 これは、司法書士が辞任した可能性もあるとゆうことでしょうか?? わかる方いましたら、教えてくださいお願いします。

任意整理を通じて楽天カードに分割返済を行っていたにもかかわらず、突然「契約終了のお知らせ」や「完済証明書」が届いた場合、依頼者としては戸惑いを感じるのが自然です。
特に、返済期間が令和7年8月までと定められていたにもかかわらず、それより早く「完済」とされるのは、不自然に感じられるでしょう。

こうした通知が届く背景には、主に次のような可能性が考えられます。そして、どの可能性であっても、冷静に確認と対応を行うことが重要です。

楽天カードで任意整理がうまく行っていない原因と対処方法

償却処理(貸倒れ処理)を行っているケース

まず考えられるのは、楽天カード側が債権の償却処理(貸倒れ処理)を行ったというケースです。
これは、金融機関が一定の基準に基づき「これ以上の回収は難しい」と判断した場合に、会計上の処理として債権を帳簿から外すものです。

償却が行われると、通知書には「契約終了」や「完済証明」という表現が用いられることがありますが、これはあくまで楽天カード側の社内処理上の完了を意味するものであり、必ずしも法的な完済や債務の免除を意味するとは限りません。

このため、任意整理の返済中であるにもかかわらずこのような通知が届いた場合は、まずは依頼中の司法書士に連絡し、通知の意味や今後の対応について確認することが必要です。

万が一、司法書士と連絡がつかない場合や、すでに辞任している可能性がある場合には、所属の司法書士会に相談し、状況を確認するのが適切です。
また、念のためにご自身でCICやJICCなどの信用情報を取得し、債務がどのように扱われているかを確認することもおすすめされます。

一括返済や和解内容の変更が行われている可能性

司法書士が楽天カードと新たな条件で再和解を行い、和解内容が変更された、あるいは依頼者に代わって一括返済を実施した可能性です。

任意整理はあくまで「代理人を通じた交渉」であるため、司法書士が楽天カードと交渉し、当初の合意内容から変更が加えられることは珍しくありません。ただし、そのような変更があった場合には、依頼者本人に対して説明がなされるのが原則です。

説明も報告もなく一方的に和解内容が変更されていたのであれば、司法書士の対応として問題がある可能性があります。
そのため、やはりまずは司法書士に対して、今回届いた通知の経緯と現時点での債務状況について説明を求めることが重要です。

司法書士との連絡が取れない場合の対処法

司法書士との連絡がまったく取れない、あるいは契約以降一度も連絡がなかった場合は、すでに辞任しているか、依頼が放置されている可能性も考えられます。

このような場合には、担当司法書士が所属する都道府県の司法書士会に連絡し、正式に辞任しているかどうか、また依頼がどうなっているのかを確認することが必要です。

また、依頼関係がすでに終了している、あるいは事実上機能していない場合は、他の司法書士や弁護士に相談し直すことも検討しましょう。

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この記事を書いた人

大学生の方や若い社会人の方から「家族に知られずに返済したい」「リボ払いが止まらない」「将来が不安」という声を多くいただいています。
お金の問題は、決して「怠け」や「甘え」ではありません。正しい知識と行動によって、誰でも立ち直ることができます。

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